作品にはたくさんの共通点がある。
・おっぱいは惜しげもなく見せていく
・お風呂シーンはてっぱん
・節分等季節の行事はるーみっくの盛大なイベントと化す
・海(女子の水着)は外せない!
・じらしの後には愛があり
・とんちんかんな男たちも、見せる時には見せる!
・❝猫❞出がち
・許嫁設定
・フィギュアスケートが苦手
・貧乏
・哀愁あるおじさん達
・コマぶち抜きの全身シーン
・歴史好きな留美子先生
・料理シーンもお忘れなく
留美子先生の凄さとは。
・まず第一に、なぜここまで現役!?こんなにストーリーやキャラクターってぽんぽん浮かぶもんなのかっ!?どんなに素晴らしい作品を一つ世に送り出しても、次に失敗を味わう漫画家も多い中、先生は一発屋という言葉をもはや知らないのでは、、、
・説明いらずだとは思うが、女性キャラが性格・顔・体型などすべて魅力的。長年描いてきているので絵柄の変化はあるものの、その時代に合わせた顔やスタイルが素晴らしい。性格は決して弱くなく、芯を持った女性ばかり。また、女性キャラに女性ファンが多い(女が好きな女)、なのが少年誌でありながら女性ファンも離さない凄さでしょう。私が高校時代に友人から「絵が苦手」と言われ、危うく手が出るとこだった
・連載作品と読み切り作品の対比がえげつない。コメディ系の連載が多い仲、その際の読み切りが人間味あふれる深すぎる作品が多く、でもるーみっくわーるどの暖かみがある。おじさん系が多いのも特徴的
・これだけたくさんのキャラクターを世に送り出しながら、ひとつとして被りがない。先生はおそらく「パクリ」という言葉も知らないであろう。時代と共に絵柄が変化していることも要因と思われるが、それにしても留美子先生の絵柄はパッと見ても分かるような個性があると思う(ファンであることを差し引いても)
・留美子先生を仕事の鬼と見る意見があるが、そもそも漫画が天職で生きがいの方なので、別に鬼でも何でもない。スケジュールに驚かれる方がいるのは分かるが、好きなゲームを徹夜でやる方もいるし、新しいiPhoneで何十時間も並ぶ人もいる。先生は漫画が好き。それだけである
伝説の連載
「うる星やつら」と「めぞん一刻」この2作品を同時に連載していたという事実に目を疑うことだろう。留美子先生はインタビューで「卒業後(大学)は漫画専業になれるので、2本くらいなら連載できるかなと。」と答えているが、その体力にも驚かされるし、どちらもヒットさせるのだから凄い。
ドタバタラブコメディなのは共通だが、中身がまったく違う。
留美子先生としては、「めぞん一刻」は読者の年齢を考えて大人っぽい現代劇にしたそう(めぞんはスピリッツ連載)これだけ聞けば、「まあ、そうだよね」といった感じだが、読者に合わせて作る作品であっても留美子先生の個性が失われず、しかも人気作となるのだから、天才は恐ろしい。
るーみっく声優
私は留美子先生作品で声をあてた声優さんを、るーみっく声優と勝手に読んでいます。
るーみっくわーるどの世界の住人と同じですから。
そしてるーみっく声優のトップが山口勝平さんですよね。らんま1/2、犬夜叉、境界のRINNE、うる星やつら、高橋留美子劇場など、「出過ぎじゃ!どんだけ愛されてんの!」とツッコミを入れるしかない。主役を2回もつとめるという信頼ぶりで、MAOのアニメ化の際にも期待してしまいます。
勝平さん自身は芝居がやりたいと上京して5年目の時に乱馬役が決まったそうで、らんまの1話はビデオテープが擦り切れるくらい見たのだそう。そりゃ嬉しいわ。その後に犬夜叉も控えているのだぞ。
そしてこれまた凄いのがるーみっく声優の女性陣。トップを選ぶのが難しいほど、一度るーみっく作品に出演すると、何作品にも出演する方が多い。それだけ声色や演技もあっているわけだが、女性声優は人気の入れ替わりが激しい印象。長年続けてらっしゃる方が多いのもるーみっく声優の特徴かも。
高橋留美子先生大好き芸人
これ、私は前からアメトーーク!に希望を出しているのですが、なかなか実現しない。。
ゲストはケンドーコバヤシさん、中川翔子さん、千葉雄大さん、よゐこ・有野さん、和牛・水田さん、あたりかな。
時間内には収まらないだろうとは思うが、深夜ならではの視点で面白くなりそうなのに・・・!
どの作品をとってもファンが多いと思う。連載作でもファンの年代が違うし、短編もファンが分かれる。作画、声優、ストーリー、どれをとっても良い企画になるはず。
完結編の必要性
2023年10月現在、「らんま1/2」と「境界のRINNE」のアニメ作品が完結していない。
犬夜叉はネットで署名活動もあり、その人気さが伺えるが、らんまとRINNEも実現したっておかしくないはず。
そもそもらんまに関しては以前から声優陣が乗り気。もう30年ほど前の作品だが、まだまだ現役の方々なので、ぜひ制作をお願いしたい。
漫画の魅力はもちろんだが、映像となり動いて話す姿もファンは嬉しいもの。
アニメを始めたなら、最後まで責任を持って制作してほしい。。原作者から作品という宝を預かったのだから、中途半端はやめてくれと思ってしまう。
ー追記ー
らんま1/2の新作アニメが決定した。
まさに大歓喜的出来事である。
メインキャラの声優もほぼ続投。多少声の変化は感じられるものの、早くも続投は正解と思う。
親父2人についても続投が良かったが、緒方さんや大林さんではない理由があるのだろう。これから分かるかも(緒方さんはナレーションだが)
音楽が犬夜叉でもお馴染みの和田薫さんなのも最高。初公開された予告編、「またせたな!」の前の始まりの音楽がまさしくと思った。
あとは最終回までアニメ化するのか(既に完結した作品なので可能性は高そう)、お色気シーンはどこまでやるのか、でしょう。
うる星やつらより更にお色気たっぷりなので気になるところ。まあ、林原めぐみさんの演技力であれば下品にはならないでしょう。
まずは10月5日を待つ事にする。
・・・あとはRINNE。
フェミニスト的感性
個人的に、留美子先生はフェミニストだと思う。
女が弱くない、お荷物的にならない。男に媚を売らず、自分自身で行動し結果を出す。この点も女性人気に一役買っていると思う。今でこそフェミニスト的感性は珍しくないが、昭和時代の日本でそれをやっていたのが素晴らしい。
キャラクターはクセが強いが、それを差別して否定し、強要しないのが特徴。LGBTQ+の要素も多く、あたるなんかは「正しくない」と言うが(彼の場合、相当な女好きなので当然)、そういったシーンやキャラクターを積極的に取り入れ、正すのではなく受け入れて理解する。
変態扱いするシーンもあるので勘違いされるかと思うが(今ではメディアで取り上げにくいだろう)、決して留美子先生は否定しているわけではないことをお伝えしたい。
おもしろタイトル
「あれっ?これ聞いたことあるような」
そんなタイトルも結構あるのが、るーみっく作品。少しご紹介(管理人の勝手な判断で選んでいます)
♪うる星やつらより♪
『幼児たちよ!、大志を抱け!!』=『少年よ大志を抱け(クラーク)』
『き・え・な・いルージュマジック!!』=『い・け・な・いルージュマジック(忌野清志郎さん/坂本龍一さん)』
♪めぞん一刻より♪
『行きがけの駄犬』=『行き掛けの駄賃(意味:事のついでに他の事をする)』
『ギンギラギンにさりげなく』=『ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦さん)』
♪らんま1/2より♪
『ネガー ギブアップ』=『ネバ―ギブアップ(意味:絶対にあきらめない)』
『時をかけるじじい』=『時をかける少女(筒井康隆さん)』
『スイカ畑でつかまえて』=『ライ麦畑でつかまえて(J・D・サリンジャー)』
『108回目のプロポーズ』=『101回目のプロポーズ(フジテレビ)』
♪境界のRINNEより♪
『ナスロマン』=『バスロマン(アース製薬)』、境界のRINNE第21巻より
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これは劇中のセリフですが、おまけに☆
♪ダストスパート‼♪
『ダスト・タンゴ・イン・パリ』=『ラストタンゴ・イン・パリ(ベルナルド・ベルトルッチ監督)』
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留美子先生の画力(研究中)
RINNNE、MAOあたりでよく言われているのが、留美子先生の画力が落ちたのではないかということ。
作品によって編集部と話し合い、キャラデザは形を変えていくものではある。
しかし作品のファンであるが故に、多少の違いは気になるもの。特に叫ぶシーンの表情なんかは70年代、90年代の時の方が勢いがあった。
留美子先生のX(旧Twitter) でよくネームがupされているが、2024年3月7日(@rumicworld1010)のMAOを見て頂けるとよく分かる。ネームからの本番書きではかなり表情力が落ちているのだ。
留美子先生はネームからかなり丁寧に描かれる方で、ペン入れも留美子先生が行うとのこと。丁寧な仕事ぶりだけに、ペン入れでズレるとも思いにくいが。。(この辺はアシスタント経験者さんからのご意見を頂きたいところ)
犬夜叉の終わりごろから、少々目が離れていて、叫んだ時の口が小さいのも気になる。ただこれは果たして画力が落ちたことでの結果なのだろうか。
ただストーリーは完璧なので、これからも楽しみたい。
過去の人?
研究しているとよく目にするのが、「以前の漫画は面白かったのに」というご意見である。
どこまでが面白かったのかは個人の意見によるが、読み切り作品を含めて物足りないと感じる方が少なくないということ。
しまいにはサンデーで描き続けられるのはその❝ネーム❞があるからとの意見も。
「何言ってる!先生の作品は全部面白いんだよ!だから長年漫画家やってるんだ!」というのは簡単であるが、正直その❝ネーム❞もあるとは思う。
ただそれは悪い意味ではない。留美子先生の実績は一発屋二発屋どころではない。長年貢献してきた方を大事にするのは普通の社会でも不思議ではないだろう。
令和に入り「うる星やつら」「らんま1/2」が再アニメ化されるので、なおさら過去の人と感じる方がいるのだろうが、先生の作品を追っている方からしたら過去の人にはなりえないし、過去の人としているのはその読者自身である。いい迷惑だ。
サンデー文化祭2024
縁あって、サンデー文化祭2024に行ってきました(2024/9/8)
文化祭の雰囲気は良かったが、留美子先生ファンの人にはやや物足りないと思った。
当然と言えば当然であるが、コナンごりごりなのだ。
招待者もコナンファンばかりなので、コナンの人気の凄さにはびっくりであるが、サンデーファンは何もコナンファンばかりではない。
留美子先生ファンとしては、これといって驚く情報がある訳でもなく、サンデーの歴史をゆるっと楽しんだ感じ。
もちろん留美子先生ファンだけでなく、その他の作品ファンの方にもゆるかったのではないだろうか。
青山剛昌先生のトークショーもあり、今回は完全にコナン回であった。