«ラム»
自分の中では最高のデザイン。最初ゲストのつもりだったキャラが、結果的にヒロインになって、それはそれでとてもよかった。いまだに皆さんが「あ、ラムちゃんだ」と分かってくれるのが嬉しいです。ラムは孝行娘です。
引用:令和6年6月20日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪ルパ≫
闇だのなんだのという設定だったので、ああいうデザインに。言葉が訛っているのは、その方が可愛いなと思って。あと宇宙人は訛っているほうが面白いなと思った。「美男子はダメな奴でなければならない」と言う暗黙の了解がうる星やつらにはあったので、訛ってないと成立しない。
引用:令和6年6月6日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
«因幡»
とにかく、しのぶを幸せにするために考えたキャラクター。しのぶのための、しのぶに合う人を意識した。ドアがいっぱいある世界スタートだったので、不思議の国のアリスっぽい、ウサギの着ぐるみデザインになった。だけど名前は日本の白兎から。
(引用:令和6年5月17日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪諸星あたる≫
諸星ってかっこいいですよね。ウルトラセブンのモロボシ・ダンとか諸星大二郎とか。
星に関係ある名前っていいなと思って。あたるは色んなものに遭遇するということでつけました。
(引用:令和3年9月12日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪おユキ≫
不定期掲載の中のワンエピソードで出てきたキャラだったんですが、ラムの同級生・幼馴染という感じで、クールさが強調されていったキャラクターですね。弁天やランと差別化するために色々肉付けしていきまして、描くのがとても楽しかったです。
(引用:令和3年9月17日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪テン≫
自分の中ではマスコット的存在という感覚はなく、人によって態度が違うキャラクターって楽しいなと思って描いていました。最初から割と出来上がってましたね。杉山佳寿子さんの声が本当に可愛くて、「これならどんな憎まれ口を叩いても大丈夫だ」と勇気をもらいました。
(引用:令和3年9月26日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪藤波竜之介≫
あの頃は逆さに振っても何も出ない、何も思いつかなくなった時で。夏だから海の話をやろうってなったのですが、面白くなく・・・
藤波親子を出したら「これなら描ける!」となりました。実は女だったというのも、描いているうちにですね。うる星やつらの延命キャラです。
(引用:令和3年10月10日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪レイ≫
うる星やつらは、「美男子は絶対にダメな奴でなければならない」と言う暗黙の了解があったので、必然的に牛になるしかないと思いました。言葉少なで食べ物に執着してるなど、分かりやすいキャラクターですね。その当時、私に描けた一番のハンサムを描きました。
(引用:令和3年10月17日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪ラン≫
思ってたより受けたのでびっくりしたキャラクターです。悪気のないラムにかなり酷い目に合わされたり、いつも引きづられて巻き込まれてますね。A型っぽくて、ずっとラムを恨んでるのもわかる。でもランは良い子なんだと思います。
(引用:令和3年11月7日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪サクラ≫
もともとは巫女さん設定だったのですが、学園ものなので、学校に入ってもらおうと思い保険医に。好きなキャラクターだったので、レギュラー入りさせたかったです。うる星やつらのなかでは、数少ない社会人だったので、描いてて新鮮でした。
(引用:令和3年11月14日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪錯乱坊≫
うる星の第1話ネームは7~8回書き直していて、最後の方で出てきたのが錯乱坊でした。
担当者から、あたるが1人でいるより誰かと会話させた方がいいのではという話があり、出しました。胡散臭いほうがいいかなと思い僧侶に。名前はダジャレで、ウケたので驚きました。
(引用:令和3年12月15日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪コタツネコ≫
「階段に猫がおんねん!」というタイトルの話を描こうと思い、生まれたキャラ。当時の担当者が気に入っていて、もっと出してと言われてその後も登場させました。描くのは楽だし、楽しかった。校長と仲良かったり煙管を吹いていたりと、何をやっても違和感ないのが良い。
(引用:令和4年3月20日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪三宅しのぶ≫
十回連載時、あたると結婚する未来を描いたのですが、どう解決するかずっと気になっていました。
パラレルワールドとドアを思いつき、因幡も出すことができ、これでしのぶも幸せにできると思いました。うる星の連載が
終了したのは、しのぶの幸せが見えたから。
(引用:令和4年4月17日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪ラムの父≫
先に父を見て鬼ごっこを断る→ラムを見て受けるという流れで、ラム登場の前振りとなったし、あたるのキャラも見えてよかった。ラムはだっちゃ言葉だけど、父がそれだと可愛くないので関西弁に。
あの一家のコミュニケーションはどうなってるのだろうと思わんでもない。
(引用:令和4年7月18日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪潮渡渚≫
竜之介の相手というコンセプトだった。竜之介の真逆を考えたのと、ちゃんと男として描こうと思った。竜之介よりも強いというのは絶対で、浜相一番竜之介を女の子扱いしていた。ジェントルマンです。
(引用:令和4年7月25日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪弁天≫
節分だから、鬼と福の戦いをやろうと思った。弁財天に合わせて、弁天は女性に。福の神は全体的にガラが悪かったので、弁天もそうなった。映画のオンリー・ユーで弁天が活躍していて、それがきっかけで本編でも弁天をもっと動かしたくなりました。
(引用:令和4年9月5日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪面堂了子≫
名前は兄妹合わせて終了。当時は一般的な言葉ではなかったが、振り返るとまあまあサイコパス。一番いじめていて楽しかったのはトンちゃんと面堂。本人はコミュニケーションのつもり。あたるを誘うのも、お兄様が嫌がるから。それぞれのリアクションを楽しんでいた。
(引用:令和4年10月14日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪クラマ姫≫
初期のメインゲストでした。後々色んな人と絡められて面白かった。義経の絡めたのは、九郎とCrowの言葉遊びと、鞍馬天狗の伝説から。クラマはとても面食いです。
(引用:令和4年12月22日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪水乃小路飛麿≫
デザイン的には、昔の熱血少年漫画のイメージ。ボールは飲めるし、いっぱい吐けるし、意外と多芸。ギャグ漫画的には色々技を持っている人材。トンちゃんは一応面堂のライバルです。
(引用:令和5年1月19日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪竜之介の父≫
今振り返るとサイコかなと思うけど、描いている時はそんな異常だと思っていなかった。ギャグ要員。この人がいなければ竜之介はああ育っていない。そのためにあらゆる嘘をついてきた。本人は嘘を言ってる自覚はあるので常に正気。ベルバラのオスカル父と同じ路線。
(引用:令和5年2月26日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)
≪水乃小路飛鳥≫
後半の新キャラだけど、描いていて楽しかった。飛鳥が暴れて周りが取り押さえようとする様が、アクションが多く、道具もいっぱい出せて良かった。目はお兄さんと同じ。一家がお父さん以外「目が星」なのがかなり好き。島本須美さんの声が嬉しかった。
(引用:令和5年4月10日、高橋留美子情報(@rumicworld1010)/X、旧Twitterより)